サロン最大の集客の問題、ドタキャン!そろそろ考えるべき事前予約のデポジット制度導入!?
こんばんは!サロン集客が面白いほどわかるブログ ハヤシです。
最近、飲食業界で問題として取り上げられることの多い「ドタキャン」。
数十人の予約や貸し切り予約をしていたにもかかわらず、何の連絡もなく当日来ない...
お店は数万円、数十万円以上の損失を。
年間にすると数百万円の損失をかぶる飲食店もあり、経営危機に陥るお店も多いようです。
一方、サロン業界も今に始まった話ではなく、ドタキャンにはすごく悩まされています。
特に、ネット集客が普及し、大手のクーポンサイトを利用されるユーザーが増えてからは。
大多数の人は決してドタキャンをしたりしないのですが...
やはりそういった被害にあうサロンは多いのが事実。
ハヤシ
なのに、予約サイト、アプリの多くはデポジット機能が導入されておらず...
いつまでもこの問題は棚上げに。
あなたのサロンがこれからも安心して営業していくには、とても大切なことなのに...
ハヤシ
目次
お客様を信じて待つしかない!?真剣に取り組むべき集客アプリ、サイトのデポジット制度導入!
今、サロンで受け付けている予約方法は、「お客様を信じて待つ」しかありません。
よくよく考えると、とても不思議なこと。
何の信頼関係もない、会ったこともない人を、ネット予約や電話一本でただただ信じて待ち続けるなんて。
それなのに、それが当たり前のようにサロンでは起こっています。
そして、残念ながら大手のクーポンサイトをはじめ予約サイト、アプリの多くは「デポジット機能」が導入されていません。
デポジットって何?
デポジットとは、「保証金」「預り金」のことを指し、予約を受け付ける際にクレジットカード情報などを登録してクレジット会社を通しすことでキャンセルなどの被害に対する予防策になります。
実際にドタキャンが起こった際にはキャンセル料をとることも出来るので、一定程度でサロンを守ることが出来るようになります。
発祥したのはホテル業界と言われ、近年ではあのディズニーランドホテルなんかも予約の際採用するようになりました。
現在、サロンのドタキャン問題は「逃げ得」状態!?
僕もネイルサロンを経営している頃は最大手のクーポンサイトを使って集客を行っていたことがありますが、ドタキャンは1週間に数件ありました。
ネット予約の手軽さが災いして、同時にたくさんのサロンに予約を入れる人もいたり...
しかし、このような問題に対して、サロンが抵抗できる唯一の方法がサイト管理者に対する報告のみ。
結局のところ、そのユーザーに警告がいって最悪それ以降の予約が不可能になったとしても、名前を変え、メールアドレスを変えたりすればいくらでも予約は可能になります。
直に運営会社に問い合わせてみても、結局は「サロンの方でそういったお客様の予約は断ってください」と言われるだけで特別何かをしてくれることはありません。
つまり「逃げ得」状態です。
これからはもっと大きな問題になる可能性も!だから、導入して欲しいデポジット
今後は海外からの観光のお客様がサロンを利用される可能性も高まります。
そうなると、この状態での受け入れはますますリスクを伴うことは間違いありません。
予約サイト、アプリの運営会社にデポジットの採用を期待したいですが...
もし、これからアプリなどを使ったネット予約の採用を考えておられるならデポジット機能の有る無しも検討項目に入れてみて下さいね!
ハヤシ
デポジットによる予約のしづらさを言う人もいるけれど...
こういったお話をすると必ずこういわれる方がいます。
デポジット機能を導入したとして、キャンセル料なんかが確保できるのはいいけど...
それがお客様にとっては気軽に予約ができなくなるのでは?
アフロちゃん
確かに一見すると、クレジットカード情報を登録するのはリスクのように感じるかもしれません。
手間だと感じる人も。
でも、果たして本当にそうでしょうか?
「気軽に予約できる」ってどういうこと?
「気軽に予約できなくなるかも?」
って言うけど、
その「気軽」って何?
ハヤシ
もしかして、簡単に予約もできるし、キャンセルもできること?
クレジットカードの情報登録が手間だというかもしれないけど、そんなの何十分もかかることではない。
それに登録を済ませれば、2回目以降は時間をかけずにスムーズに予約を完了することができます。
すでにあなたもデポジット機能を使っている!?
そもそも、僕たちはもうすでにこのデポジット機能を使って買い物を楽しんでいます。
例えば、わが家では家族で映画をよく見に行きますが、その時利用するのは「e席リザーブ」。
前もって席を選び、クレジット決済を済ませておく予約方法です。
それに対して、僕は「手間だな~」とか「キャンセル料が...」なんて思ったことはありません。
逆にそう思うお客様を集客してしまうリスクの方が問題。
表現が良いかは別にして、「質のいいお客様」を集客するための保険の機能としても今後はやはり必要ではないかと思います。
キャンセル料だけでは埋まらない、お客様の信用喪失
ドタキャンによる被害は、その準備や時間だけではありません。
たとえ、キャンセル料を支払っていただいても埋められないものがあります。
常連客やあなたのサロンに本当に行きたいと思っていたお客様の機会損失。
「予約を入れようと思っていたのに、出来なかった」と。
こんなことが数回続くと、せっかくお客様との間に築いた「信用」も失ってしまいます。
これはお金の問題ではありません。
だから、やっぱりドタキャンやキャンセルは防ぎたい!
そのための一つの方法としてはデポジットを当たり前のように普及させてほしいものです。
ハヤシ
まとめ
本当はデポジットとは別に、「ドタキャンするようなお客様は集客しないこと」が重要です。
価格が安いサロンは価値も低く思われることが多く、ドタキャンが多い。
それにクーポンサイトを利用するサロンもドタキャンが多いように思います。
価値をしっかりと情報提供できていることも、キャンセル予防策。
ネット予約を導入される際はデポジットの有無を検討項目に入れつつ、このこともしっかりとチェックしてみて下さい。
日本人らしい性格の上で成り立っているのかもしれない今の予約方法。
人を信じることはステキなことだし、そうありたいとみんなが思っているでしょう。
でも、それを裏切る行為をする人が飲食業界を中心に増えているという事実もあります。
サロン業界だってそう。
そろそろ全てのサロンをこれらから守る方法について真剣に考えるべき時に来ているのだと思います。
サロン集客が面白いほどわかるブログ ハヤシでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ハヤシ