サロン集客でホットペッパーを使う時に考えること
こんばんは、サロン集客が面白いほどわかるブログ ハヤシです。
こんなご質問を、いただきました^^
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”jyoshi1-3.jpg” name=”ネイルサロン Sさま”]
新規集客が上手くいかず、ホットペッパービューティー(HPB)の掲載を考えています。
掲載料が高いので迷っているのですが、このままでもいけないと...
掲載を決める際に、注意しないといけない事ってありますか?
ご存知の事があれば、教えて下さい。[/speech_bubble]
確かに、HPBの掲載料はピンきりとはいえ、高い!
Sさまのように、個人サロンをされている方にとっては上手に使わないと経営を圧迫しかねない非常に迷うところですよねぇ~^^;
実際には多くのサロンが使っているものの、その費用対効果に悩むケースが多いです。
しかし、目的を明確にして使い方を間違うことがなければ、十分に利益の出る素晴らしいツール。
今回は、サロン集客でホットペッパーの使い方とその注意点をお話します!!
目次
掲載プランを調べ、予測をする
当たり前のことですが、まずはホットペッパーをよく知ることです^^
どんなプランがあって、どんな機能が使えるのか?
まずはしっかりと調べて下さい。
当然ですが、ホットペッパーは掲載料によって使える機能が制限されます。
掲載できる写真やクーポンの数など。
そして、掲載料によって掲載順位も変わります。
つまり、高額なほどトップに近い位置をキープできます。
例えば、トップのプランをAとした場合、次のプランをBとしましょう。
あるエリアでAプランが5件、Bプランが10件あるとして、Aプランの5件の掲載順位は1位~5位の間をローテーションします。
それに対してBプランは6位から15位の間をローテーションします。
つまり、Bプランでは最低15位になってしまいますので、閲覧数(PV)はAプランのサロンとは大きな差になってしまします。
このことを、頭に入れておいてくださいね^^
そして、それらを踏まえたうえで、自分のサロンが所属する掲載エリアについてリサーチします。
先程もお話したように掲載料によって写真やクーポン数が変わるので、サロンごとに調べていくと自ずと、
「どこが、どのプランを利用しているのか?」
がわかります。
それを知ったうえで、自分が掲載するエリアでは主にどのプランが多いのかをしっかりと把握します。
そして、予算と照らし合わせ、自分のサロンはどの辺りに掲載されるのか確認しておきましょう。
HPBの特徴を知る
掲載料によって使える機能には、制限があるとお話しました。
特に上位プランとの差がでるのが、トップページの写真枚数。
トップページは見込み客がイチバン見られるページであり、そこに掲載される写真の枚数は、多いほうが当然、集客に有利です。
しかし、どのサロンも決まったフォーマットに写真が配置されるため、その写真の美しさやインパクトがサロンの売上を大きく左右します。
大手サロンはプロのカメラマンとプロのモデルを用意し、毎月撮影をしているところもあります。
しかし、個人サロンや小規模サロンは予算が...^^;
自ら写真を撮ることが多くなると思います。
注意すべきことはプロ並みに撮ってとは言わないまでも、スマホでとった写真という訳には...
一眼レフを使うなど、ここには最低限の費用は使い撮影した方がいいでしょう。
また、プロに写真の仕上がりで勝てないなら、写真の構成を工夫するということも一つの戦略です。
「来店から施術までの流れ」を写真で掲載し、お客様の来店前の「不安」を取り除くという構成はとても親切だと評価されます。
どのサロンも仕上がり写真や施術写真ばかりが多い中、これによって差別化もできます。
属性を知り、戦略を立てる
ホットペッパーに集まる見込み客の属性をしっかりと把握し、戦略を練ること。
これが一番重要です。
まず、ホットペッパーに集まる見込み客は”今すぐ客”であることを理解しましょう。
つまり、比較的近日中に来店したいと思っているお客様が多いということです。
したがって、ホットペッパーは新規集客向きだと言えます。
一見、これはサロンにとってはありがたいように思います。
しかし、その多くの見込み客が「価値」でサロンを探すよりも「価格」で探す傾向にあることは否めません。
それを証拠に、ホットペッパーのリピート率は平均30%と言われます。
価格を求めること以外に要因となっているのが、「その場での次回予約がとりにくいこと」が挙げられます。
アプリユーザーが多く、リクルートポイントを集めているためです。
ポイントが欲しい人は帰宅後の予約が多くなり、バイヤーズリモースが生まれやすい状況となることでリピート率が低くなっているとも考えられます。
う~ん、ここまで言うとマイナスな事ばかりですが...
しっかりと理解し、戦略を立てれば勝算はあります。
例えば、個人サロンで今からリピーター30人獲得を目標に掲げます。
個人サロンなので1日の平均施術人数を2人とすると、1カ月の客数は40人ほど(営業日を20日とします)。
すると、リピート率が30%でリピーターは12人ほどになる計算。
30人獲得には、3カ月ほどかかることになります。
なので、まずは3カ月で120人のお客様を集客することを目標にホットペッパーを作り込むことです。
ただし、これはリピート率30%の場合。
皆さんがしっかりと「リピートされる仕組み」を作っていれば、もっと早く目標は達成できます。
そして、ある時点でホットペッパーからリピーターになられたお客様をサロンと別のツールでつながるようにして下さい。
SNSやお手紙、メールでもいいです。
ホットペッパーよりも近い距離感になるように^^
そうすることで、ホットペッパーからの「卒業」も近くなります。
ホットペッパーは年間契約となる場合が多いです。
しかし、個人サロンや小規模サロンの場合は始める時から前述したように、
「どれだけのお客様をいつまでに集客するのか?」
を考えて、目標として
「いつやめるのか?」
も考えておくことをオススメします。
まとめ
ホットペッパーは、新規集客にはとても良いツールです^^
ただし、経営資源に限りのある個人サロンや小規模サロンではその掲載料は経営に重くのしかかります。
だからこそ、どれくらいのリピーターの獲得を狙うのか?
そのためには、新規客を「いつまでに」「どれくらい」集める必要があるのか?
リピート(次回予約)しにくいお客様を、どう「リピートされる仕組み」に持っていくのか?
しっかりと予測と戦略を立てる必要があります。
ここをしっかりと考えていれば、ホットペッパーに掲載しても勝算は十分にあります!
サロン集客が面白いほどわかるブログ ハヤシでした。
最後までお読みいただいてありがとうございます。