サロンの間違った集客方法!?値下げによる3つの罠
こんばんは、サロン集客が面白いほどわかるブログ ハヤシです。
色々とサロンオーナー様のご質問、ご相談を受けている中で、多いのが「値下げ」に関することです。
「集客できないので、値下げした方がいいでしょうか?」
「ライバル店よりも価格が高いので、値下げをした方がいいでしょうか?」
といった具合に^^;
確かに値段を下げれば、お客様は来店されるようになるでしょう。
しかし、そのお客様は「安さ」目当てのお客様。
あなたのサロンの価値に対して来店されるのではありません。
きっと、他にもっと安いサロンがあればそちらに行ってしまいます^^;
そんなの本意じゃありませんよね!
今日は、集客できない個人サロンが陥りがちな「値下げ」による3つの罠についてお話します。
あなたは絶対ハマらないように!!
目次
値下げは、単価が下がるんだよ!
すごく当たり前のことなんですが値下げをすれば、単価が下がります^^;
単価が下がれば、目標とする売上も遠のいてしまいます。
単純に、50万円の月の売上目標があったとして単価が1万円なら施術人数は50人で達成できます。
しかし、5000円なら倍の100人の施術が必要に><;
個人サロンの場合、1日の可能な施術人数も限界があります。
100人という施術人数はちょっと無理な数字ですよね^^;
つまり、単価を下げることを引き換えに労力が増えるということ。
言い換えれば、あなた自身の時給が下がると思ってください。
そして、集客するために価格を下げたはずが、より多くの集客を必要とする事態を招きます。
今まで以上に、ブログやチラシ、SNSを使った集客に力を注ぐ事態に^^;
どんどん事態を悪化させる可能性も...
ミイラ取りがミイラに!
なんて、ならないように^^
ハヤシ
うまくいっても起こっちゃう、機会ロス
ここまでお話した、値下げによる集客の強化、労力の増大もなんとクリアしたとしましょう。
しかし、その裏で起こっている恐ろしいことが...
「機会ロス」です^^;
この「機会ロス」に関しては結構見逃してしまうことで、実は値下げをする際にあまり考えられていないことが多いです!
しかし、この「機会ロス」こそが今後のサロン経営を大きく左右することなんです。
では、機会ロスとは何か?
よく物販業で使われるマーケティング用語です。
損失には、「見える損失」と「見えない損失」があります。
見える損失とは、売れ残り、つまり在庫です。
それに対して見えない損失とは、売り逃しを指します。
売り逃しは、本来しっかりと商品を揃えていれば売れていたであろう損失のことを言います。
まさにこの売り逃しが、機会ロスです!
少し物販とは異なりますが、値下げをすることでサロンでも同じようなことが起こります。
値下げにより、ありがたくも(?)たくさんのお客様が来店されたとしましょう。
しかし、そのことで予約が埋まり、予約が困難な状況を生みます。
これは新規客だけでなく、いつもリピートして下さるお客様についても同じ。
何度か予約しようとするも、予約が取れない状況が続くと...
来店を諦めるお客様も出てきます。
それがリピーターやファンのお客様だったら^^;
そして、冒頭にもお話したように「安さ」目当てのお客様はリピートしにくいお客様です。
サロンの売上に貢献して下さるリピーターやファンを失客し、リピートしにくいお客様を集めるなんてありえませんよね。
でも、実際には値下げによって見えない損失、「機会ロス」を招くことも十分考えられるんです!
値下げは、あなたの心をむしばみます
値下げは客単価を下げることを意味し、売上目標を達成するには今まで以上の労力が必要になるとお話しました。
そういった状況に、
「施術をたくさんしても、売上はあがらない」
そんな気持ちが芽生えるかもしれません。
そして、あなた自身が、大好きだったサロンの仕事に対し疑問を持ち始めたりすることも十分に考えられます。
こういったモチベーションの低下はお客様へのサービスの低下をもたらします。
お客様は非常に敏感です^^;
あなたのサロンの価値の低下につながりかねません。
多くの個人サロンのオーナー様は起業される際に、大手サロンの経営方針や職場環境に疑問を抱いて独立を決められます。
「もっと自分らしくサロン経営がしたい!もっとお客様と向き合いたい!」と。
しかし、値下げはサロンの経営スタイルを大手サロンに近づけるだけでなく、サロンを辞めるきっかけとなった状況にあなたを近づけることにもなるんです^^;
まとめ
もし、あなたのサロンが集客に行き詰り、売上が上がらないために値下げを考えているなら...
ここまでお話したことをしっかりと考えてみて下さい。
少なくとも、余程の戦略を練らない限り、値下げはあなたのサロンの状況を改善することはありません。
ぼくはそう思っています^^
安易な値下げを考える前に、他にできることをすべて行いましょう!
きっとあるハズです、まだできることが!!
値下げを考えるのは、それからでも全然遅くはありませんよ^^
サロン集客が面白いほどわかるブログ ハヤシでした。
最後までお読みいただいてありがとうございます。
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