ネイルサロンが集客できないのは、集客の方法でもセミナーに行かないことでもない!ミスマッチだ!?
おはようございます、サロン集客が面白いほどわかるブログ ハヤシです^^
コンサルの仕事でお話しさせて頂くクライアントさんのサロンの状況って本当に様々です。
でも、中には「なんで、この人が売れへんのやろか?」と思ってしまうことも^^;
ブログを見させていただくと、めっちゃ勉強熱心だし、行動力だってある!
技術だって悪くない!
なのに
・
・
・
売れない^^;
結構こういう人多いです。
そういう方って、今度はセミナージプシーになって経営者としての「あり方」みたいなことを学ばれます。
すごく納得されて、「今度こそは!」と思われるんだけど...
抽象的な考えをサロン集客のための具体的な行動に結び付けることができずに
・
・
・
やっぱり売れません^^;
これらのことって、もちろん全部大事です!!
でも、あなたがここまでの話にピン!ときたらまず考えてほしいことはひと~つ!
あなたが提供している施術メニュー、つまり「商品」についてです^^
あなたの商品はちゃんとメッセージ性を持ったものを提供できているのか?
つまり、
「ブログのタイトルや店名などから見込み客がイメージするものにあった商品をきちんと提供できれいるのか?」
ということです。
それでは、今回はサロンが売れない理由をメニュー、商品の観点から考えていきます!!
目次
集客に悩むネイルサロンのブログを見てみると...
あっ、ハヤシさん!
こっちこっち!!
エステサロ美
どうも、サロ美さん。
この度は、お声かけていただいてありがとうございます。
ハヤシ
こちらが、この間話していた私の友達でネイルサロンをしてる今一子ちゃん。
サロンがイマイチで悩んでるの。
エステサロ美
はじめまして、今一子です。
今一子
はじめまして。
サロ美さんからお話聞いてます^^
サロンの集客についてのご相談ということで、事前にまずブログを見させていただきました。
すごくよく書けてるし、問題ないように思えるんですが実は...
一子さんのブログには、ネイルサロンにありがちなミスが見つかりました。
ハヤシ
えぇっ!ミス?
なんなんですか?
今一子
一体、ネイルサロンのブログにありがちなミスとは?
ネイルサロンが集客できない典型的なパターン!タイトルとメニューがミスマッチ
では、ハヤシが見つけた一子さんのネイルサロンのブログのミスを明らかにしていきましょう。
一子さんのブログは一見すると、よく書けてるブログでした。
メニュー記事、お客様の声など必要記事は揃っています。
カスタマイズもネイルサロンに合った雰囲気に施され、いい感じでした。
では、どこにミスがあったのか?
答えは、
「タイトルとメニューのミスマッチ」
一子さんのブログタイトルは
「○○市 ネイルサロン 大人ネイルがおすすめ...」
とネイルサロンによくある典型的なブログタイトルでした。
これは別に悪くはない。
サロンがブログタイトルをつける時、「地名(駅名) 業種 特徴」と考えるのは、検索を意識した場合、定番中の定番。
おそらく一子さんもそれを参考に考えられたのでしょう。
(訂正)
おそらくSEO対策、つまり検索を意識して多くのサロンがこういったブログタイトルを付けられます。
しかし、Googleのアルゴリズムは変更を重ねており、より内容を重視されています。
単純にブログタイトルに検索ワードを盛り込むだけでは、検索上位表示は見込めなくなっています。
タイトル以上に、内容を読み応えのあるものにしなければいけません。
そして、一番の問題は「特徴」の部分、ここでいう「大人ネイル」以降。
ネイルサロンが「大人ネイル」や「大人シンプル」というフレーズをタイトルにつけることは凄く多いです。
しかし、「大人ネイル」っていうのをどこまで真剣に考えてつけたのかが問題です。
こういったフレーズをタイトルに入れるサロンは、ターゲットを30~40代の女性しています。
そして、職場の環境やママ友との関係からあまり派手なネイルは出来ないと想定しています。
それらを加味して、
「職場で注意されない」
「ママ友にも受けがいい」
シンプルかつ上品なネイルという意味で「大人ネイル」を提供しようとしてるのでは?
しかし、こういったサロンに限ってメニュー記事を見てみると...
サロンが繁盛していないからか?
大人ネイル自体にこだわりがないからか?
どこのネイルサロンにでもあるような、見たことあるデザインのオンパレード。
一子さんのサロンもそうでした。
タイトルで「大人ネイル」と唱っているだけで、中身は他のサロンとなんも変わらない。
これでは、見込み客はガッカリします。
見込み客は「大人ネイル」という言葉からシンプルで上品なネイルのイメージを持っています。
それを期待し、一子さんのサロンは「大人ネイル」の専門店だと思いブログを見ます。
でも、中身を見てみると...
全く期待外れということに。
ブログタイトルというのは、一番最初に見込み客の目に留まるものです。
そして、最初にサロンをイメージさせるものでもあります。
だからこそ、わかりやすく、メッセージ性があって、サロンを想像させるべきです。
それに対して、提供するメニューや商品、サロンの雰囲気もそのイメージにマッチしたものでなければなりません。
(追記)
その傾向は今後、ますます強くなっていきます。
タイトルも、記事内容も「お客様目線」を第一に取り組んでいかなければいけません。
そうなんだ。
確かに、私の提供しているメニューは「大人ネイル」とは少しずれているような...
アートやストーンも多めだし、考え直す点がありそうだ。
今一子
そうですね。
タイトルからのイメージとはかなり違いますね。
でも、どうしてこんなことが売れないサロンで、よく起こるのかわかりますか?
ハヤシ
え~っと
今一子
集客を困難にするミスマッチが起こる原因とは?
一子さんはデザインを考えたりするとき、Youtubeやネイルブックを参考にすること多くないですか?
ハヤシ
確かに、デザインを考える時はYoutubeやネイルブックを参考にします。
今一子
別にそれが悪いことではありません。
最新のデザインや技術の実演がそこにはありますからね。
でも、問題はお客様の顔を浮かべて、そのデザインを選定しているか?ということなんです。
ハヤシ
えっ?
今一子
ぼくがサロンを経営していたころ、デザインチップの作成をスタッフにお願いすると決まって
「○○先生のデザイン」とか「今流行ってるんです!」
といったデザインばかりになりました。
確かに、そういったデザインを求める人も多いので集客には多少影響あるかもしれません。
でもね。
みんな、そのデザインの先に「お客様」がいないんですよ。
既存のお客様に「喜んでいただきたい!」「きっと気に入っていただける!」という思いでデザインを考えていないんです。
「売れているもの」を提供しようとするから、どことも同じネイルサロンになってしまうんですね。
ハヤシ
確かに、既存のお客様を想定してまでデザインを選ぶことはないですね。
単純に自分が素敵だ、かわいいと思うもので流行っているものを選んでいました。
今考えると、「大人ネイル」なんて全く関係なくなっていて...
今一子
先ほどの話であったように、ブログタイトルや店名、そのほかのキャッチコピーなんかもそう。
サロンのメニューや雰囲気をイメージさせるものです。
○○が売りなんだ!
○○の専門店なんだ!
という風にね^^
だから、メニューはブレずにしっかりそのイメージを守ったものを提供してください。
一子さんなら、大人向けのシンプルかつ上品なデザインのものに徹底して!
ハヤシ
わかりました!
今のメニューを一から見直してみます!!
今一子
まとめ
提供するメニューが誰のためのどんなものなのか?考えて、
サロンの強みとして発信していく場合があります。
逆に、
「こんな人の役に立ちたい」
「こんなことができる!」
という思いからメニューを考案し発信していく場合もあるでしょう。
しかし、売れないサロンはいつしかそれを忘れ、
「売れているもの」を売ろうとし、
強みを捨てて差別化をやめてしまいます。
これが売れないサロンの現状をさらに悪化させます。
そうなる前に、やるべきことは
提供するメニューとブログやHP、チラシなどから想定されるサロンイメージのミスマッチを失くすこと!
是非、サロン集客に困ったら見直してみてくださいね^^
サロン集客が面白いほどわかるブログ ハヤシでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。