あなたはサロン経営、集客に必要な経営者脳を持っていますか?
こんばんは、サロン集客が面白いほどわかるブログ ハヤシです。
好きなこと、得意なことで起業しよう!
とよく耳にするかと思います。
そして、サロンのお仕事が大好きなネイリスト、エステティシャン、セラピストの方々が毎年たくさん起業されます。
しかし、それと同じくらい、もしくはそれ以上の方々が
サロン経営に苦しみ、集客できず、サロンをたたまざるを得ない状況に追い込まれています。
健全なサロン経営を行えているのは、ごくわずかのサロンだけ。
なぜか?
たくさんの資金があるから?
いや、資金を含む経営資源が少ないとされる個人サロンでも繁盛店はあります。
ハヤシ
誰も真似することのできない技術を持っているから?
そんなことはなく、さほど大差のない技術でも売れるサロンと売れないサロンに分かれます。
ハヤシ
特別な集客のコツを知っている?
集客に関するノウハウはほとんどがネットや書籍で調べれば、手に入れることが出来ます。
しっかり学んでいれば、その方法に大きな差は出てきません。
ハヤシ
じゃあ、何がサロン経営で悩む原因なのか?
それは
あなたが経営者としての考え方を身につけていないからです。
経営者として、サロン経営を成功させたい!集客を上手くいかせたい!と思うなら経営者としての考え方、
経営者脳
が必要です。
ハヤシ
今回はサロン経営を成功させるための経営者としての考え方についてお話します。
目次
売上が10万以下、もしくは20万ほどで頭打ちのあなたは...
経営者脳とは何なのか?ということの説明に入る前に、
まずはサロンの集客や経営に悩む人の考え方についてお話します。
売上10万以下のあなたは、被雇用者に近い!
売上が10万以下の方は被雇用者のころの考え方が抜けきらない、もしくはその考えで経営をしてしまっています。
被雇用者、つまりどこかのサロンにお勤めのころは時給もしくは固定給で対価をもらっているので、
当然経営者としての考え方なんてありません。
与えられた仕事をすれば、給与は発生し着実に自分の手元に入る。
集客や経営に関して考える必要なんてありません。
これは、これでいいんです。
また、サロンで施術をする方の多くが、どこか職人気質なところがあります。
「自分の施術にプライドを持ち、いい仕事をしようとする」
これは素晴らしいことです。
しかし、一旦自分で起業するとそういうわけにはいきません。
この考えを捨てろとは言わないまでも、
このままの考え方で経営すること、集客することは無理だからです。
それは、いい仕事(施術)ができることと経営ができることは全くの別物ということを理解しなければいけません。
売上20万で頭打ち...「なんとなく経営者」かも
一方で、今までそれなりに勉強されている方の多くは集客、それもツールの勉強をすることが多いです。
しかし、これは僕のクライアントを見てきた経験から言うと、売上20万ほどで必ず頭打ちします。
これも先程と同様で集客のことはわかっていても、そのベースとなる経営に関しては考え方が身についていないからです。
正確な経営状況を把握し判断するからこそ、集客に使うツールやノウハウも活かされます。
ただ、やり方だけを学んでもそれが自分のサロンに合っていないものであったら...
たまたま偶然、合ったものだったとしても...
結果を得るのに時間がかかったり、長続きはしません。
やはり、こういった方々も学んだことを活かし次のステージに行くためには、
経営者としての考え方を身につける必要があります。
しかし、あなたが悪いわけではない
経営者としての考え方が身につかず、
どうしても被雇用者に近い考えを持ってしまうのは別にあなたが悪いわけではありません。
僕も今思えば、起業した頃を思い出すと全くの無知だったと恥ずかしいくらいです^^;
そう、今でこそ起業する人が増えてきましたが、
そもそも僕たちは経営者としての考え方(経営者脳)を学ぶことなんてなく
今まで受けてきた教育そのものが労働者を生み出すものなので仕方ありません。
あなたの周りにいる人の多くは、被雇用者だと思います。
経営者と話すことなんてほとんどありませんからね。
だから、これから学べばいいんです^^
サロン経営で成功する経営者脳とは
では、いよいよ経営者脳に関してお話します。
経営者脳とは
経営者脳を持った方は、
・数字に敏感であること:経営状況を数字でまとめ上げ、それを正確に分析し対応策を考えることが出来ます。
・情報に敏感:ネットや書籍、新聞などから新しい情報を得るために常にアンテナを張っています。学ぶことを止めません。
・流れを読む:業界の流れもそうですが、自分のサロンのお客様にも常に敏感でいます。どんな欲求が生まれているのか?変化、そしてチャンスを逃さないようにします。
これらの考え方が身についています。
そして、被雇用者であっても、職人気質な方であっても、経営者脳を持ち合わせた人は上手く経営の舵取りをすることが出来ます。
では、実際にあなたはどうですか?
僕がよくする質問です。
先月の売上はいくらでしたか?
お客様はどのくらいこられましたか?
リピーターは?新規客は?
ハヤシ
まずこれに答えられない方は、経営者脳を持っているとは言えません。
したがって、早急に数字をまとめ、それを見てみてください。
すると、見えなかったものがいっぱい見えてきます。
次に、このことは前回の記事でも少し触れたりしましたが「値下げ」についてです。
よく「お客様が来ないから値下げをしようと思うんですが...」と言われます。
僕は安易な値下げはお勧めしていません。
その理由のひとつは、この経営者脳にも関連することです。
ハッキリ言うと何も考えず、値下げだけをしようとするからです。
多くの人は価格だけを下げて集客しようとしますが、
本来なら価格を下げる際には利益の確保をするためにコストカットを検討します。
例えば、ネイルなら商材費を安くするために仕入れ先と価格交渉したり、仕入れ先を変えることは当たり前のことです。
しかし、多くの人をそれをしません。
これは、経営者脳を持っている人からすれば、ありえない話です。
もし、あなたが今値下げを検討しているなら、コストカットは十分に検討しましたか?
それを考えていないなら、悪いことはいいません。
値下げはやめるべきです!
そして、しっかり経営者脳を取り入れましょう。
まとめ
あなたのサロンが成功しない一つの理由は、経営者脳を持っていないからかもしれません。
だから、今回のお話でチェックしてみてください。
経営者脳を持っていないまま、どれだけ技術を向上させても、集客のノウハウを学んでも経営は好転はしませんから。
経営者脳を持てない人の選択肢は3つ。
1.自分は経営者脳を持たないまま施術に専念し、経営は経営のプロに任せる
2.経営を辞めて、被雇用者に戻る
3.経営者脳を取り入れる
さあ、どうしますか?
僕は当然、あなたに経営者脳を取り入れることをお勧めしています。
ハヤシ
サロン集客が面白いほどわかるブログ ハヤシでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。