サロン集客に困ってクーポンサイトを利用する前に
こんばんは、サロン集客が面白いほどわかるブログ ハヤシです。
個人サロンは経営資源が少ないのが一般的で、広告費にあまり経費をさけないかと思います。
しかし、中には新規集客をするため、個人サロンでもクーポンサイトに掲載される方もちらほら...
僕のクライアントさんの中にもホットペッパーをはじめとするクーポンサイトに掲載されているサロンがあります。
実際クーポンサイトは新規集客にすごく有効で、なおかつ即効性があるのは間違いありません。
そればホットペッパーのような知名度のあるサイトであれば、なおさらです。
たくさんのお客様が来て、しっかり利益を出しているサロンもあります。
しかし、そういった結果を得ているサロンは僕の知る限り店舗展開しているサロンが多いです。
そう、個人サロンは苦戦しています。
「最近、クーポンサイトへの掲載を考えているけれどどうでしょう?」
というご相談が増えてきているので、
今日は主にホットペッパーを例に、その活用方法や注意点を中心に解説していきます!
『何事も準備が重要!
あなたが、クーポンサイトに掲載することを悩んでいるなら今日のお話を是非参考にしてみてください。』
目次
あなたが知っておくべき、クーポンサイトの知っておくべきメリット・デメリット
クーポンサイトは無料のものもありますが、集客力のあるサイトはやはり有料です。
そこで、そもそもあなたのサロンがクーポンサイトに出すことが可能なサロンなのか?
それを知る必要があります。
まずは、クーポンサイトのメリット・デメリットを十分に理解することが必要です。
クーポンサイトのメリット
ホットペッパーなどの場合、圧倒的な認知度で見込み客はすでに集まっており、
不特定多数の人々にアプローチすることから始めるブログやHPに比べ、その集客は即効性があります。
俗にいう、「今すぐ客」にあなたのサロンが目に留まる可能性が非常に高いということです。
また、いくつかのクーポンサイトはPOSレジ機能を提供していることもあり、
顧客管理や売上の詳細を集計、管理しやすくしてくれます。
メールによるメッセージを送る機能もあり、来店後の期間を設定すれば、
自動的にメールが送られることからリピートや失客の予防に効果があリます。
クーポンサイトのデメリット
クーポンサイトのほとんどが、高額です。
掲載料については各代理店に問い合わせて確認する必要がありますが、結構します^^;
例えば、僕のクライアントは1カ月5万円でホットペッパーに掲載しています。
これは最下層のプラン。
最上位のプランだと50万ほどになります^^;
サロンの単価が5,000円としたら、新規客を10人集めた時点で広告費がペイできますが、
実際にはその他の経費を考えると赤字です。
ですから、あなたのサロンが属するエリアではどの掲載プランが多いのかを考慮し、
客単価から集めるお客様数を出しておくことは最低でもしておくべきことになります。
ホットペッパーについて、気を付けなければならないのは金額によって掲載順位が変わるということも頭に入れておきましょう。
高額のプランを申し込みすれば、掲載エリアの上位に表示されますが、
低額のプランの場合、そのプランより上位プランのサロンの上に掲載されることはありません。
また、契約期間の定められているケースが一般的です。
詳細は代理店に確認する必要がありますが、
短くて半年、長くて2年というケースが多いです。
※解約時の条件なども、必ず確認しておきましょう。一番、トラブルの原因になるところです。
そして、一番理解しておかなければいけないことが「リピート率の低さ」です。
ホットペッパーの場合、一般的に30%ほどだと思っておいてください。
確かにそれ以上のリピート率にすることも可能ですが、平均的にはこの程度です。
あなたのサロンがクーポンサイトに出してもいい基準とは?
以上のようなメリット・デメリットを知った上で、クーポンサイトに掲載してもいいかを考えてみましょう。
まずはお金です
どのくらいの額のプランを選択するかは、あなたのサロンのエリアに関係します。
上位プランの多い激戦区と言われるようなエリアなら、当然高額プランでないと勝負できません。
しかし、それを払えるような個人サロンは皆無です^^;
ですから、まずはエリアを確認することが重要です。
メニュー価格と経費のバランス
クーポンサイトはその名の通り、割引合戦、価格競争の場所。
そこに飛び込むのであれば、多かれ少なかれ割引を求められます。
そして、価格が安いほどお客様の数は増えます。
しっかりと広告費を含む経費とメニュー価格のバランスを考え、どうやって利益を確保するのかを考えておくべきです。
例えば、初回の来店は赤字になるとしても、2回目以降で利益を生み出す。
そういった戦略を立て、リピートを上げる仕組みにしっかり取り組むことも良いと思います。
ゴールを考慮したプラン設定
個人サロンなら、ゴールを意識したプランをはじめから考えておきましょう。
今の経営状況から顧客の数を後、30人増やしたいのなら
リピート率30%として、100人の新規客を獲得すると計画します。
そして、それを契約期間中のいつまでに達成するのかを明確にして取り掛かるようにしましょう。
写真のクオリティを上げ、数を用意する
代理店によってはプロ並みの写真を撮ってくれる担当者もいますが、それは稀です。
正直な話、少しセンスのある人なら自分で撮った方が良いケースが多いです。
しかし、これも大手サロンと同じエリアの場合は
モデル、カメラマンともにプロを毎月用意するのでただ綺麗な写真というだけでは太刀打ちできません。
(実際にサロンを4店舗経営する僕の友人は毎月、用意しています。)
だから、常日頃からどういった写真がお客様の目に留まるのかを研究し、撮りためておく必要があります。
まとめ
ここまでの話を読んでもらえるとわかるように、
個人サロンがクーポンサイトを利用するには考えること、準備することが結構あります。
結論は、安易に手を出さないこと。
単純にお客様にもっときて欲しい~では、痛い目に合う結果になります。
「どうしてもクーポンサイトに出したい」、「今出しているけど苦戦している」なら遠慮なくご相談ください^^
待ってます!
サロン集客が面白いほどわかるブログ ハヤシでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。