売上もリピート率も上がらなかった自宅ネイルサロンが弱みを強みに変えて大逆転!お客様をワクワクさせて信頼関係を強固なものに

こんばんは、サロン集客が面白いほどわかるブログ ハヤシです。
あなたは「私のサロンは立地が悪いから、お客様が来ないのかも?」と思ったことがあるでしょうか?
実際に、あなたのサロンの立地条件ってどうでしょう?
最寄駅から徒歩でどれくらいかかりますか?
その道順は、わかりやすいですか?
サロンを開業しようと物件探しをする際、立地はとても大切です。
みんな、どのサロンよりも出来るだけ最寄駅から近いことを条件に探すことで集客に優位に立とうとします。
しかし、自宅サロンはそうはいきません。
自宅ですから。
最寄りの駅からも遠く、道順も複雑。
そんな方もいらっしゃいます。
立地が悪いことは、確かに集客において不利であることに間違いありません。
しかし、その不利な条件も発想を変えることで「強み」に変わることだってあります!
今日はそんなことが実際に、ある自宅ネイルサロンで起こったお話です。
ハヤシ
目次
立地の悪さが原因で、お客様のテンションを下げてしまう!?
自宅でネイルサロンをされているあるサロンオーナーがいました。
自宅は最寄駅から遠く、徒歩で20分近くかかってしまいます。
途中の道のりも坂が多い、まさに集客に不利な立地条件です。
実際、彼女自身もそのことを理解し、ブログにはアクセス記事を用意。
せめて迷わないようにとサロンまでの詳しい道順を写真付きでナビするようにして、出来る限りの努力はしていました。
一方で彼女の技術はというと非常に高く、ブログやインスタに載せているデザインやチップの写真も好評。
遠方から問い合わせがあるほどで、実際に予約をしてくださるお客様も多いようでした。
きっとお客様も彼女の技術で、自分の爪が美しくなることを凄く楽しみにされていたことだと思います。
しかし、予約当日に来店されるお客様の第一声は決まって、
遠いですね~
お客様
あるいは
疲れました~
お客様
といったものだったと聞きます。
この時点で、「今日は可愛くなれる!綺麗になれる!」と期待に膨らんだお客様のテンションは真っ逆さまに下がってしまい...
一度下がったお客様のテンションを上げることは難しく、彼女はすごく悩んでおられました。
さらに、サロンのリピート率も上がらない!?
そんな状態なので当然のことながらサロンのリピート率は上がらず、思うような売上を上げれずにいました。
立地条件の悪さだけが、リピート率を低くしているわけではないかもしれません。
しかし、大きく影響していることは確かでした。
自宅を引っ越すわけにはいかないし、駅周辺にサロンが出来そうな物件を借りれるほど金銭的余裕もない。
では「駐車場を確保すれば、車で来ていただけるお客様がいるかも」と思ったこともあったと言います。
余った駐車スペースは自宅にはないが、近隣にはコインパーキングと月極駐車場はありました。
しかし、お客様に負担させることは気が引けるし、駐車場を借りるほどの余裕もない。
やはり、現状を受け入れるしかなかったようです。
今まで通り、来店されたお客様に対し少しでも下がったテンションを戻してもらうように丁寧な接客をする。
そして、このことを地道に繰り返し、少しでもリピートしていただこう。
半ばあきらめにも近い気持ちでいたそうです。
思い切ったサービスで、お客様にとって嫌な時間をワクワクする時間に!するとリピート率も...
それからも頑張っては見たものの売上もリピート率も上がらず、僕に相談してくださりました。
しかし、僕も駅からサロンまでの距離を縮めることは出来ません。
ハヤシ
であれば、お客様がその道のりをテンションを落とさずに来店できるようにするしかない。
そこでまず考えたのが、タクシーでの送迎でした。
行きは料金をサロンが支払い、帰りはチケットをお渡しする。
結構な料金はかかってしまいますが、お客様は疲れることなくテンションも落とさずに来店することが出来ます。
しかし、テンションは下がらないかもしれませんが上がることもない。
どうせなら、この時間を少しでもワクワクするような充実したものに変えることは出来ないだろうか?
ハヤシ
そこで、思いついたアイデアが「彼女自身が送迎すること」でした。
知らないタクシー運転手と過ごすよりも、ブログなどで見ていた親近感のあるネイリストと過す方が良いはず。
そう考えたんです。
確かに、往復の時間がサロンワークを削られるマイナス面もあります。
しかし、往復の時間を有効に使えば、ビフォーカウンセリングやアフターカウンセリングをより充実したものにもできます。
さらに、その行動はお客様の信頼を得ることもできて、関係性を深めるきっかけにも。
そう考えて彼女に提案し、とりあえず1カ月だけやってみることになりました。
すると、お客様に凄く好評を得て次回予約を取ってくださるお客様が増え、リピート率も売上も上がることに。
はじめに懸念していた往復の時間にサロンワークが削られることも、予約時間出来る時間を指定することで問題はおこりませんでした。
今でも、送迎は続けているそうでお客様にとって苦痛だったあの時間が
この時間にお話しできるのがすごく楽しいの!
お客様
といってもらえるそうです。
まとめ
今回のように、弱みを強みに変えることは決して不可能なことではありません。
お客様にとって苦痛を感じることを少しでもワクワクするようなことに変えられないか?
そんな「お客様目線」での発想が出来ていれば!
決して、競合サロンよりも不利だからとあきらめず、とことん「お客様目線」で考え抜いてみてください。
必ず突破口は見つかります!
サロン集客が面白いほどわかるブログ ハヤシでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ハヤシ