サロン経営を救うのは、値上げ?値下げ?
こんばんわ、世界一わかりやすいサロン集客 ハヤシです^^
売上が上がらず、集客できないサロン。
そんなサロン経営を救うのは、値上げでしょうか?それとも、値下げでしょうか?
これまで、このブログをご覧頂いている方ならわかりますよね^^
値上げです!
しかし、サロンの多くは値下げに踏み切ります^^;
「価格が高いから、お客様が来ないんだ」
「近くのサロンは、もっと安い価格で提供しているから」
といった先入観がそうさせているようです。
実は、これって間違っています。
あなたのサロンのメニューの価格を決めるのは、あなた自身です。
他のサロンのリサーチは必要ですが、相場に合わせる必要は全くありません。
あとは、その価格でお客様が購入するかどうかという問題だけです^^
まわりに左右されることなく、また自分を過小評価することなく、値上げをすることで得られるメリットとサロン経営への効果を中心にお話します^^
目次
やって良い値下げとやったちゃダメな値下げ
まず、値上げのお話に入る前に、値下げについてお話したいと思います。
ひと口に「値下げ」と言っても、
・全メニューを値下げする
・今あるメニューの下位メニューを作る
・キャンペーン
・ご紹介割引、お誕生日割引
などがあります。
やっちゃダメな値下げ
このなかで、やっちゃダメなのが先の2つ、「全メニューを値下げする」と「今あるメニューの下位メニューを作る」です。
この2つはお客様の単価を下げてしまい、たとえお客様がたくさん来られても売上アップには繋がらないからです。
そして、「忙しい割には、全然儲からない~」とモチベーションの低下を引き起こしてしまうケースもあります。
やっても良い値下げ
一方、後者2つの「キャンペーン」「ご紹介割引、お誕生日割引」に関してはやっても良い値下げと言えます。
ただし、条件付きです^^
多くのサロンでされている「キャンペーン」に関しては、必ず「限定条件」を付けること。
人数や期間などしっかりと限定して下さい。
そもそも「キャンペーン」はサロンの良さを広く知ってもらう目的や新メニューの体験などを目的に行うものです。
ズルズルと、いつまでもやらないようにすべきです。
「ご紹介割引」や「お誕生割引」も単なる割引ではいけません^^;
例えば、「お誕生日割引」に関してはお客様が普段しない上位メニューを割引して提供します。
これにより普段できないメニューへのお得感を感じて頂くのと同時に、上位メニューの良さも体験して頂けます。
そして、何より客単価は下がりません^^
以上のように、「値下げ」といってもやって良いもの、悪いものがあります。
仮にやるとしても、しっかりとした戦略をもって進めて下さいね^^
値上げしたら、お客様減らない?
コンサルをさせていただき、値上げをオススメすると必ず、
「値上げしたら、お客様減りませんか?」
と言われます^^;
そうです、減ります^^
しかし、問題は減ったお客様の数ではなく、その中身です。
減ったお客様はどんなお客様でしょうか?
価格が上がった途端に来店しなくなるお客様は、あなたのサロンに価格以外の価値を見いだせなかったお客様です。
こういったお客様は遅かれ早かれ、いなくなります^^;
逆に残ったお客様は、あなたに会いたい、施術してもらいたいと価格以外の面に価値を見いだしたお客様です。
つまり、あなたにとって「良いお客様」だけが残り、こういったお客様はリピート率も高い傾向にあります。
結果、中長期的に見ると、たとえお客様は減ったとしても売上的には減ることはなく、むしろ上がることが考えられます。
そして、去って行ったお客様の「席」は、新たな「良いお客様」で埋まる可能性も十分です。
以上のことからも「値上げをして損することなんて一つもない」こと、ご理解いただけたでしょうか?
「それでもやっぱり値上げはねぇ」と思われる方へ
良いこと尽くめの「値上げ」ですが、
「それでも、やっぱり値上げはねぇ」
と思われている方へ^^
値上げをするということは、価格以上の価値をお客様に見せないといけません。
なぜなら、人は商品の価値に対してお金を出しているからです。
決して、安いからお金を出しているのではありません。
例えば、1,000円と10,000円のネイルを販売したとしましょう。
あなたは、どちらを選びますか?
どちらのネイルも一定数いるでしょう^^
しかし、値段からその価値は容易に想像できて、失敗したくないお客様は10,000円のネイルを選ばれます。
このように、価格ではなく価値で選ぶお客様は必ずおられます。
さらに一つ例をだすと、スターバックスコーヒー。
多くのブロガーさんが「今日はスタバから」なんて感じで記事をよく書かれています。
これってなんでだと思いますか?
正直、スタバの価格設定は高めですよね^^;
原価はわかりませんが、きっと高いと思います。
それなのに、みんな何で行くのか?
おそらく、これもスタバのコーヒーだけにお金を出しているのではありません。
スタバが作りだしている、あの空間、雰囲気に対してお金を出しているのです。
だからこそ、ブログやSNSで投稿されるのです^^
ここで、もう一度「それでも、やっぱり値上げはねぇ」と思われている方へ。
きっと、価格にこだわっているのでは「お客様」ではなく、「あなた自身」なのかもしれませんよ^^
最後に
値上げをするには、勇気がいります。
しかし、その勇気が「価格を上げるとお客様が来なくなる」ということに対するものなら間違いです。
なぜなら、お客様は商品の価格以上に価値で購入を判断するからです。
前述したように、価格にこだわっているのでは「お客様」ではなく、「あなた自身」。
怖がらず勇気を持って行動すれば、あなたのサロン経営のステージは上がります^^
是非、検討してみて下さいね!
世界一わかりやすいサロン集客 ハヤシでした。
最後までお読みいただいてありがとうございます。